二人の塩職人が、手塩にかけて作った手作りの塩
海水から作り出される自然塩・天然塩の中には、 輸入天日塩を 海水に溶かして再結晶化させたものと、 日本の海水から塩を結晶を析出させたものがあります。
その中でも「純国産自然海塩」と呼ばれるものは後者だけ。 半世紀ぶりに越前に復活した「越前塩」は、 日本海・越前海岸の澄みきった海水を原材料に使い、 約20%もの海の幸(天然ミネラル分)が含まれていますから、 一般的に市販されているイオン交換膜式による 高精製塩化ナトリウムにはない、天然ならではのほんのり甘みがある優しい味わいが特徴です。
越前塩は数少ない「純国産自然海塩」のひとつです。 丹念な手作業だけの本物の自然海塩しか作りません。 化学的製法を一切使わず、あえて手間暇のかかる太陽光と風と火力だけで作り上げる自然海塩だからこそ、 ミネラル分を損なわないまろやかな塩が誕生するのです。
越前塩が出来るまで
取水
工場前が越前海岸という恵まれた場所に製塩所が立地しており、いつも新鮮で澄んだ海水を汲み上げています。
濃縮作業
汲み上げた海水をガラス張りの温室に噴霧し太陽熱と風によって水分を蒸発させます。 これにより、海水の塩分濃度が上がり濃縮海水となります。
採かん作業
濃縮海水を一次釜に移し加熱・殺菌しながらさらに濃縮し、もとの海水塩分の約10倍の濃度にします。
煎ごう作業
測定器である濃度まで濃縮し不純物を濾過し二次釜に移します。ここで塩が結晶し始めます。 単に煮詰めるだけでなく、 塩のミネラル分が一定になるように一日中撹拌し続けます。
乾燥作業
ここだ!というタイミングでざるにあけ、天然塩と天然にがりを 分離させて乾燥させます。
検品→製品化
安心・安全な製品をお届けするため、 厳しい検品をおこなっております。 自信の越前塩をお楽しみください!